SUSTAINABILITYサステナビリティ

IBJグループ各社が取り組む重要課題

IBJグループでは、「インターネット教育」、「インターネット開発」、「インターネット人材」の各事業ごとにSDGsにおける重要課題を定め、取組んでいます。

情報通信技術賞受賞

インターネット・アカデミーは、総務省が後援する「次世代Webブラウザのテキストレイアウトに関する検討会(縦書きWeb普及委員会)」の一員として、文化の多様化を目的とした縦書きWebの普及活動を実施してまいりました。縦書きWeb普及委員会の一員として、 2019年12月の縦書きWebを実現するCSS Writing Modesの国際標準化(W3C勧告)に貢献し、インターネット・アカデミーは情報通信技術賞(総務大臣表彰)を受賞いたしました。

国際教育学会で論文発表!プログラミング教育に貢献

インターネット・アカデミーは、「世界中の人々へ教育を」という理念のもと、子供から大人まで質の高い教育を世界中に提供することで、持続可能な社会の実現を目指しています。その一環として、「Hawaii International Conference on Education」(ハワイ国際教育学会)にインターネット・アカデミーのインストラクターが3期連続で参加し、プログラミングの教育に関わる論文を発表いたしました。ハワイ国際教育学会は、世界中の国々から教育関係者や専門家が集まり、現在の教育の課題や将来へのビジョンを議論し、学びあう場です。

スマート家電等のIoTアプリ開発、IoT人材育成で省エネに貢献

IBJは、「持続可能なクリーンエネルギーの確保」や「消費電力の削減・効率化(省エネ)」などを重要な社会課題ととらえ、これらの課題の解決に対してIT開発部門のmanaableは「IoTアプリの開発」、インターネット・アカデミーは「IoT人材の育成」、ウェブスタッフは「IoT人材の提供」という形で貢献しております。日本国内では省エネ対策強化に向け、「ECHONET Lite」という通信プロトコルを搭載した電子機器の出荷・設置台数が年々増加しています。 ECHONET Lite搭載機器は、スマートフォンやタブレット端末から電子機器が遠隔操作できたり、消費電力のデータを確認したりすることができるため、無駄な電力消費を抑えることができると期待されています。

女性の働き方を支援!MamaEduプロジェクト

インターネット・アカデミーは、「MamaEdu」プロジェクトを通じて、ママになっても活き活きと働き続けたいと願う女性を応援しています。「MamaEdu」プロジェクトとは、インターネットの専門スキルを持ち、ライフイベントに左右されずに働き続けることができる女性(=ママさんWebデザイナー/プログラマーなど)を増やしていくことを目的とした活動です。

インドエンジニアとプログラミング学習者をつなぐ「Paircode」

manaableは、インド工科大学 (IIT) のエンジニアと、世界中のプログラミング学習者をマッチングして、オンライン上でレッスンを受講できるプログラミング学習プラットフォームのPaircodeを提供しています。インターネットさえあれば、世界最難関とも言われるIITの学生から、誰もがプログラミングを学ぶことができるサービスです。

PIITs

PIITs(ピート)は、日本でのインターンシップを通じてインド工科大学の学生を新卒社員として採用するプログラムです。インド工科大学は、その教育レベルの高さ、そして何より学生の優秀さから、世界大手のIT企業をはじめ多くの欧米企業が積極採用をおこなっています。パートナーシップで優秀なエンジニアが世界に進出機会を創り出して参ります。

マサチューセッツ工科大学のジャパンプログラム「MISTI」

米国最高峰の理系大学であるマサチューセッツ工科大学(MIT)の優秀な学生の中でも、厳しい基準をクリアした成績上位者のみがインターンシップに参加できます。日本には年間30名ほどの学生が参加しており、そのジャパンプログラム名を「MISTI」と言い、IBJグループはそのMISTIインターンシップ先に毎年選ばれています。またMISTIと人材サービスを提供するウェブスタッフが協力体制を取り新しいサービスも展開されています。

ふるさとテレワーク推進事業への貢献

ウェブスタッフと、ホームワーカーズコミュニティは、総務省の「平成28年度予算ふるさとテレワーク推進事業」に参画しました。兵庫県丹波市と共同で、おためしテレワーク移住体験を実施しました。住居は、丹波市より無償で提供いただき、おためしテレワーク期間中は、ホームワーカーズコミュニティよりテレワーク可能な業務を委託していました。場所を選ばない、自由な働き方の形作りの実験的な取り組みとなりました。

IITと共同研究

インド工科大学(IIT) マンディ校 iHub & HCI Foundationと、AI、IoT、拡張/仮想現実(AR/VR)、ヒューマン・コンピュータ・インタラクション(HCI)に関連する技術やアプリケーションの分野で共同研究を行います。このパートナーシップにより、インドと日本のAI、IoT、AR/VR、HCI分野における技術の促進を目指します。2021年11月に、manaable株式会社とIIT iHubの調印式が開催されました。manaable株式会社の親会社であるIBJ CEO、IIT学長、インド政府の科学技術省(Department of Science and Technology)が調印式に立ち合い執り行われました。

医療従事者の50万人が利用するmanaable

manaableはオンライン研修はもちろん、参加者管理やアンケート作成機能など、研修にかかわる業務の一元管理を可能にしました。新型コロナウイルスによる医療従事者の集団学習機会の不足の解消にオンライン研修システムのmanaableが貢献することができました。コロナ禍の2年間で、医学会、看護師会、東洋医学会、薬剤師会など医療従事者の方だけでも50万人以上にご利用いただいております。